さくぴのwhat's the story

2016年9月~6月 9か月間アイルランドでワーホリしてた女子大生の話!

キャッセルの愉快な仲間たち

さて、滞在8ヶ月目 7回目の引っ越し先は、

CorkとAthroneの真ん中に位置する Cashelという小さな街。

そこにあるユースホステルB&B(日本でいうゲストハウスみたいな感じ)での住み込みの仕事が始まりました。
今回もまた、住み込みのお仕事紹介サイト workawayで見つけたものです。

仕事内容は、ベッドメイキングと掃除、レセプションの手伝い。無給ですが、住む場所とたまにご飯を提供してくれます。

今回は私の他に、アイリッシュのオーナー、台湾人のマネージャー、そして数人のスタッフと一緒に仕事をします。
スタッフの子たちは年も近く、偶然にも、日本に興味のある子たちばかりで、日本の文化についてあれこれと聞いてくれました。
同じ部屋で生活して仕事を協力しあって、私たちはすぐ仲良くなれました。


"ユースホステル"と聞くと、だいたいの人は
若者たちのバックパッカーの地とか、
旅人がたくさん集まる場所 
とかキラキラしたイメージを持ってると思います。

しかしここアイルランドでは少し違います。

たくさんのジプシーが住んでいる
というイメージがあります。これは私がユースホステルで働き始めてから知ったことですが…


ジプシーというのは、定義が人によって多少違うと思うのですが

定職につかないで、政府からの生活保護のみ 
または沿道で街行く人からコインをもらって
生計を立てる人 またはそういう家系 
のこと。

私の働いていたユースホステルには
全体のベッド数 50ベッドくらいで、当時5.6組のジプシーが住んでいました。わりと高い比率。


彼らは、政府から生活費や住居を支給してもらうために、若くに子供をたくさん作ります。
政府は、子供がいる家庭を見過ごすことができないためです。

ケガやリストラで仕事ができず、やむをえずジプシーとなった人もいますが、
若くして働くことをあきらめ、生活保護だけで生活している滞在者もいます。

彼らは不特定多数のパートナーとの間にたくさんの子供を作り、不健康な食事やドラッグ乱用のせいで、だいたい50代くらいで死にます。

彼らの生態というのは本当にめちゃくちゃ。
子供達はユースホステルから学校に通い、
お父さんは働かずに平日の昼間から子供達と元気に遊んでいます。
主食は基本的にピザやカップ麺などのジャンクフード。(スーパーに行けば、大きな冷凍のピザが1ユーロ前後で売られてます)

掃除用具や冷蔵庫の食べ物が盗まれるのは当たり前。
オフィスのお金やスタッフのお金も盗まれたこともあります。私も日本から持って来た食材とか、携帯とかとられました。携帯は戻ってきたけど。

そんな個性豊かなゲストと1ヶ月間暮らしてみて色んなことがわかりました。
次回に続きます◎

ダブリンにあるスパニッシュ料理のお店 
Tapas de Lola 
アイルランドにいながらスペインの味を楽しめます。雰囲気も料理も完成度超高いです。
スパニッシュオムレツが分厚い。
あと、サングリアおいしすぎてびびります。


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