さくぴのwhat's the story

2016年9月~6月 9か月間アイルランドでワーホリしてた女子大生の話!

ゴールウェイガール ゴールウェイを去る



ゴールウェイでの生活は、私のアイルランド生活史上一番苦しい毎日でした。


私の働いていた日本食レストランで、私の仕事というのは
ホールアテンド電話応対クローズ発注仕込みと一部のキッチン作業
ディナーの時間の全ての作業をほぼ一人でこなしてました。

もちろんオープニング担当、ランチ担当も基本的に一人で仕事を回していかなければなりません。
少ない席数なのですが、忙しい日は超大変です。

また、店長からのアドバイスやフォローもないので、
お客さんからのクレームも、自分のしでかしたミスも全て自分で処理しなければなりません。

常連さんに理不尽すぎる行動を取られ、どうしても対応できず、
そのお客さんが怒って出て行く、私はレジ前で泣きそうになって、他のお客さんになだめられるという事件も起きました。

その日仕事が終わったあとずっと どう言えば許してくれたんだ〜どうすればよかったんだ〜〜〜〜って真剣に悩みました。

同時にそのお客さんが次に来たときどう話しかければいいか考えました。まあその人がお店に来ることは二度となかったんですけど。笑

その後…

スペイン人の友人と会って、自分たちの仕事について話していたとき…
(彼女はイングランドの某高級デパートで働いてます)

お客さんから理不尽なクレームを受けたとき、
店長とコラボしてずたぼろに言い返して、お店に二度と来ないように言い放ったよ〜!
強気でくるやつには強気でいかなきゃ!

と言ってました。さすが。

私のお店では、お客さんは優しくて寛容な人がほとんどでしたが、この世はいい人ばかりじゃないです。

道ばたでばったり会ったときに、こないだのお礼を受け取って!!とわざわざチップをくれるようなお客さんもいれば、
こんな小さいお皿に少ししか盛ってないのにこんな高い金払いたくねえ!と文句言うお客さんもいます。
後者は日本食レストランがどういうものか分かってない人だと思いますが。

また、同じアパートに住み、一緒のお店で働く子たちが次々と辞めていって、
私が英語はおろか日本語も話す機会がなくなったことも苦しかった要因です。

一人暮らしのアパートと、レストランを往復するだけの毎日。

カレッジの授業や何かのアクティビティに参加してコミュニティを広げようと考えたこともあったけど、ゴールウェイという小さな街ではなかなか自分にあったものが探せませんでした。
そもそも私の人脈がなさすぎて、情報自体も入手できなかったのも悔しい思い出です。

そんな中で、仕事終わりにたくさんパブに連れ出してくれたマネージャーの方にはすごく感謝しています。
同時に、彼女の仕事力、精神面の強さ、心の寛大さには尊敬しかないです。
海外で活躍する日本人って まさにこんな人をいうんだなって感じでした。
間違いなく、私が海外で出会った日本人の方で一番すごい人です。


というわけで…
ゴールウェイでのハードモードな生活にすっかり心を病んだ私は、お店を辞めて次の仕事のために引っ越しました。この時点ですでに、7回目?くらいの引越し。

さて、にぎやかで明るい毎日を求めて移住した次の街 Cashel。
ところが実は、その街は今までのアイルランド生活の中で一番スリルに満ちた壮絶な街だったのです。

次回に続きます!

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私が通っていた語学学校近くの CAKECAFE Dublin

とっても可愛い雰囲気のカフェで、テラス席も室内席もいつも満席!