さくぴのwhat's the story

2016年9月~6月 9か月間アイルランドでワーホリしてた女子大生の話!

クラブで迎える年末年始

 

 

 
12月になって寒さはさらに増すばかり。
リクルート会社や派遣会社にかたっぱしから登録しますが、やはり定職は見つからず路頭に迷います。
 
面接がしたいと連絡をくれたリクルートエイジェントは、ダブリン24。
一応市内バスが通ってはいますが、乗り換えまくって片道2.3時間かかります。
 
リクルートの受付にいくと、リストに名前書いて、私の順番がくるまで待つように言われました。
リストには、お昼すぎにもかかわらずすでにいろんな国籍の名前がありました。
 
みんな仕事がなくて苦労してるのか…病院の診察外来みたい。
日本人らしき名前も見つけました。
 
ようやく私の番がきて、受付の人にパスポートとGNIBカード(外国人登録のID)を見せます。
PPSナンバー(労働者登録ナンバー。アイルランドの雇用主の証書が必要)は持ってないというと、PPSナンバーはなければいいよと言われました。
 
しかし、私のGNIBカードを見るなり、仕事を紹介することができないというのです。
なぜか聞いても、私のビザじゃ働けないよ、少なくともそこでは紹介できないと。
 
せっかくきてくれたのにごめんね〜って言われて、3時間かけて遠征した意味を考えながらダブリンバスに乗りました。
 
え、ワーキングホリデービザって働くためのビザじゃないんですか!
 
 
ビザの期限、年齢、ならまだしも、
ビザの”区分”でなぜ断られたのか今でもわかりません。
 
そういえば、他のエージェントは、1年以上長期で働く意思のある人にだけ仕事を紹介できると言ってました。
でも、平凡な大学生の私に、アイルランドに1年以上身を置く決断力も決定権もありません。笑
全てのリクルート会社にアプライしたわけではないですが、
アイルランドリクルートエージェントを利用する手段は、大学生には現実的ではなさそうです…
 
 
日雇いのお仕事ですが、1日だけの派遣の仕事を経験しました。
年末年始のクラブのクラークルームで、荷物とジャケット管理をする仕事!
 
仕事は本当にシンプルで、酔っ払いたちのジャケットを預かって、3ユーロ受け取って、整理番号を渡すだけ。22時から翌3時ごろまで。
クラークにはベテランのおばちゃんが1人いて、彼女のヘルプみたいな感じです。
そのおばちゃんはクラークだけを極めてはや5年らしいです。想像を絶してる。
 
外でキャッチをする女の子たちは1時過ぎに終わって、自分の荷物をとりにクラークにやってきます。
 
クラークの出入り口はお客さんの窓口の隣にあって、窓口にお客さんがずらっと並んでるのに、キャッチの女の子は気にしません。
 
私がお客さんをさばいていても、
"私は仕事が終わったの!!お客さんより先に通して!!"
と筋の通らないことをいって、お客さんを押しのけて無理やりクラークに入って、荷物をとって帰っていきました…
 
日本からしたら、働いてる側がこんなに強気なのって信じられないと思うけど、
他の国の人からすると、日本の接客は
ここまでするか!ってくらいお客さんをリスペクトしてることが不思議かもしれない、と
たまに考えさせられます。
 
2017年のカウントダウンはクラークルームで。
セキュリティのおじちゃんと、クラークのおばちゃんと新年を迎えたのはきっと最初で最後!
 
給料はその1ヶ月後、派遣会社のオフィス?に行くとさらっともらえました。22時から翌3時ごろまでで50ユーロくらい。
おいしい仕事でした◎
 
 
カフェ Sicilyはその派遣会社のオフィスの地下にあります。
見るからに甘いヌテラのタルト 実際激甘です。
隣の人が私が食べてるの見てざわついてた。
けど結局同じやつ頼んでた。ヌテラにハズレはないです◎

 

 

 

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