ホームレス危機
シティーから家遠すぎ問題。
じつは私自身より、韓国人の友人が真っ先に心配してくれました。
彼女はコリアンコミュニティで何件かのアパートにコンタクトしてくれ、一緒にビューイングも付き合ってくれました。
家が外より寒くて凍死する〜
(アイルランドでは、新しく家を建てる人より古い家をそのまま使う人が多いです。すきま風やら雨漏りやらがすごい。)
って話してたら、またまたコリアンコミュニティで中古の電気毛布を見つけてくれたり。カムサハムニダ…
新しく住むアパートは、スパイアから徒歩10分くらい、
パーネルストリートの端にあるマンション。
ハウスメイトは韓国、台湾、中国…全員アジア圏の女の子。
アジア圏の女の子だけ入居可というのは、どうやら中国人のランドロードの意向みたいです。
そのランドロード、10年以上ダブリンで美容室を経営しているのですが、全く英語が話せません。
テキストは全部中国語。
謝謝とニーハオしか読めません。
え!なんで10年も住んでて一言も話せないんだ!!
ハウスメイトみんな思ってたはず。
私は彼からくる全文中国語のメールをいつもてきとーに解釈して、全文英語で返信してました。
日にちとか金額の数字はわかるのでトラブルにはなりませんでした。笑
家賃は550€光熱費込み。
前に住んでた家はハウスメイトにも恵まれて快適でしたが、シティーに繰り出すバス代を考えると今の家の方が安くつく。
ということで引越しを決めました。憧れのシティーガール!
ところが、私は11月当時働いていなかったので、現金が手元にありません。
日本からの海外送金もうまくいかず、現金を下ろすこともできないし、
でも前のオーナーには引っ越すと言ってあるから絶対に引っ越さなきゃ!でも新しいランドロードに家賃払えない!
"ホームレス"という言葉が頭をよぎります。
入居日のぎりぎり3日くらい前に日本から送金してもらえてやっと家賃が払え、晴れて引っ越し!
お金の払えない私を待ってくれたランドロードに感謝です。
そしてついに、10人ほどの女の子と、1つのバスルームをシェアするという壮絶なシティーガール生活が始まりました。理想と現実!
韓国の友人が連れて行ってくれたイタリア風カフェ Sicily st Stephans greenの近くにあります。
カンノーリがイタリアのお菓子で一番好き!
サクサクの生地に詰まったさわやかなチーズクリームとたっぷりのナッツ。見た目ほどくどくなく、本場のクオリティと全く同じでした◎